'00 August .
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8月23日(水)リュウキュウヨシゴイの白化個体  突然変異でごく稀に全身が白い野鳥個体が生まれる場合があります。  私はこれまで、ハシブトガラスやヒヨドリの白化個体を見つけたこと  がありますが、今日は初めてリュウキュウヨシゴイの白化個体を発見  しました。  龍郷町秋名(あきな)の田んぼに突然飛んできた白っぽい鳥に、最初  はシラサギ類にしては、ちょっと飛び方が変だなぁと思い、もしかし  て・・・・と思いなおして、降りたところ付近を捜してみました。案の定、  そこには初めて見る白っぽい色をしたリュウキュウヨシゴイが餌を探  していました。よく見てみると、真っ白というほどではなく、まだ少  し茶色味が残っていて目も黒かったので、いわゆる「アルビノ」では  なく、「バフ色」に変色しているといったところでした。いずれにし  ても、初めて見るリュウキュウヨシゴイの白化個体に少々興奮気味の  1日となりました。     田んぼに舞降りた白化個体   しずかに移動しながら餌を探す。 8月15日(火) 無人島・江仁屋離調査  委託調査で無人島の江仁屋離(えにやばなれ)に行って来ました。江  仁屋離は、奄美大島本島の南部の町・瀬戸内町に属していて、本島と  加計呂麻島の南西側のはずれ付近に位置している小さな無人島です。  野鳥の調査でしたが、島の中央にあるわずかばかりの森に、アカヒゲ  やズアカアオバト、シジュウカラやメジロなどの留鳥と夏鳥のアカショ  ウビンやサンコウチョウも生息していました。島では、戦争時代の兵  舎跡が数個所にあり、戦争当時島では敵艦などの見張りに使用してい  たようです。島からの眺めは素晴らしく、周囲の一段と美しい海やサ  ンゴ礁のほかに、無人島から眺める奄美大島本島もまた変わった趣で  なかなか素晴らしいものでした。     無人島・江仁屋離(えにやばなれ) 江仁屋離から見た奄美大島本島 8月9日(水) サクラランまだ開花  住用村神屋の森で、サクラランが開花しているのを見つけました。  サクラランは、開花時期は6月ぐらいで、この時期に見られたのは、  かなり遅咲きといったところです。和名の桜蘭は、この花が桜色を  していて、葉がランに似ていることから、名づけられたようです。    もちろんランという名が付いていてもらん科の花ではなく、ががい  も科のつる性の植物です。この花が絡み付いている木は、島では「  ケンムン」(妖怪)が棲んでいると言われているアコウの木です。     アコウに絡みついたサクララン  花の拡大 



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